ねっけつ! じっけつ!! はもにか道

blow it untill the BLUES away!

NICE and SLOW!

 タイトルは、YouTubeにアップされている楽器のインストラクション・ビデオ(ハーモニカに限らず)を見たことのある人なら、必ず一度は耳にしたことのあるはずのお約束のフレーズ。「丁寧に、ゆっくりと」って感じかな?

 

 これって非常に大事……なんてことは、私が今更書き連ねる必要もないので、私もこの2点に注意しつつ、リトル・ウォルターの名曲『JUKE』を気持ちゆっくり目(90%)で練習。

 

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 うーん、テンポを合わせるのに必死で、アクセルとブレーキを両方踏んだような感じ。我が演奏ながら気持ち悪い。原曲にある独特なドライブ感が微塵も感じられん。普段メトロノームやプレイアロングに合わせて吹く練習をしていないから、いざって時にこんなザマになる。フリーテンポで思い入れたっぷりに吹くのは、まずキチンとしたリズムキープが出来るようになってから。そうじゃなきゃ傍迷惑なオ○ニー演奏でしかない。

 

 そしてもうひとつ。かなり一所懸命に練習したはずの、どアタマの16分音符4連が、1拍3連にしか聴こえない。

 

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 3穴半音ベンドから3穴ストレート吸音にスパッと戻して4穴吸音へ。ここのケジメがしっかり付いてないから音のキレが曖昧になる。楽譜を見返せば、わざわざ「リズムをつかもう」って注意書き。いやはや情けねぇ、面目ねぇ(汗

 

 本来ならお蔵入りのはずの動画だけど、唯一、ボーカル・エフェクターVE-20で作ったシカゴ・アンプリファイアド風のサウンドが思いのほか良い感じなので、せっかくだから恥を忍んで(?)公開。

わたた たたた たたた たたふ⁈

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  北斗百裂拳!……ではなくて、ただいま絶賛練習中の『Walter's Boogie』の冒頭6小節、バンプとかチャグとか呼ばれるハーモニカ独特の演奏法のお話。

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 1小節目は2、3、4番の穴をガバッと咥え、息を吸いながら2、3番の穴に舌先を押し当てたり、離したりして三連符のリズムを刻みながら、4穴の音を伸ばす。2小節目は穴をひとつ横にずらして3、4、5番で同じことを。これを繰り替えてして計4小節。5小節目で4、5、6番に移って、やっと吹音。そして6小節目で5、6、7番の吸音。

 

 言葉にすると大したことないように聞こえるけど、これが結構難しい。っていうか、上記の通りに「息を吸いながら、舌を動かして」なんてやってたら、1小節分も続かない。舌は引き攣れ、息は胸一杯に詰まって、それ以上吸えなくなる。

 

 じゃあどうするか? ハーピストはこれを言葉にしちゃうのです。

 

 こういった複数の音を出す奏法の場合、単音での奏法よりも軽く、優しく息を通すのが基本。そうしないと音量のバランスが崩れちゃうからね。1枚のリードを鳴らすのと同じ空気を3枚のリードに送ったら、3倍の音量になってしまう。だから、言葉を喋る時に起こるわずかな空気の流れでも十分。

 

 つまり「舌を突き出して、引っ込めて」と考えながら操作するより、それに近い舌の動きをする言葉を発語(?)した方が無駄も無理もなくなるのです。

 

 てなわけで、まず私が考えたのはコレ。

 

わたた たたた たたた たたた

 

 これで1小節。1拍目の三連の頭にアクセントがあるので、ここは『わたた』として、あとは『たたた』。

 

 ところが、やってみたけど、これじゃ4小節通せない。3小節が精一杯。吸音ぶっ続けってのは思ってる以上にハードルが高い。そんなの関係ないとばかりに軽やかに演奏する本家ビッグ・ウォルターや西村ヒロ氏のお手本演奏を聴いて頭を抱えたり。

 

 

 ビッグ・ウォルターなんて、肺活量もさほどなさそうな小柄なおっさんで、しかも喫煙者。晩年間近に出演した『ブルース・ブラザース』でもマイクを持つ手に煙草を挟んでジョン・リー・フッカーと名曲『BOOM BOOM』を気持ち良さそうにブロウしてる。なんか悔しい。けど、これがプロってことなんだなろうなぁ。

 

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 ま、それはさておき、どうするか。このテンポでこの符割では息継ぎする合間はない。なんとか誤魔化す方法はないものか?

 

 んで考えたのが「4拍目の3連の最後を吹音にして息を抜こう」と。

 

わたた たたた たたた たたふ

 

 この最後の「ふ」の時に、唇をハーモニカからわずかに離して、口の端からも空気を抜く。こうすることで音量も落ちるので吹音を目立たせずに息を整えられる、と。

 

 今日は、この練習を仕事の合間に延々と。気がつけば1時間以上もこの6小節を繰り返して、なんだか不思議と気持ち良くなったりして。

 

 私の先生が若い頃に『オレンジ・ブロッサムスペシャル』のトレイン・バンプ(列車の走行音を模した奏法)をひたすら練習して過呼吸でぶっ倒れたと言ってたけど、その気持ち、少し分かるかも(笑)

 

 結論としては、神谷明氏は上記の6小節をきっと上手に演奏するんだろうな、と⁉︎

 

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昨年の課題、来年“度”の目標

 年末の記事にも書いたけど、昨年の課題はビッグ・ウォルター・ホートンの“Walter's Boogie”でした。

 

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 放ったらかしのまま年末を迎えて慌てて取り組み、まだまだ披露するレベルには程遠いけど、なんとか通しでなぞることができました。

 

 さて、それじゃ今年はどうするかねぇ? 順番からいうと、ジェイムス・コットンの“Cotton Boogie”とか、まだ手を付けていないド定番の“Roket 88”か。

 

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 それともマジック・ディック(Jガイルズ・バンド)の“Whammer Jammer”か。この曲は難敵、かなり歯応えがありそう。

 

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 あるいは上の二人へのトリビュートを込めて吹かれたJ・J・ミルトゥの“Boogie Mix”とか。

 

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 なぜか“Boogie”縛りなってるのは、適度にテクニカルで、それでも12小節ブルース進行の上に乗ってるってのが今の自分にはちょうど良いんではないか、と。

 

 とりあえず、曲のセレクトは『来年度』まで持ち越しにして、3月いっぱいまでは“Walter's Boogie”と、触ってみたはいいけど、もう何年も中途半端のままでブラッシュ・アップをしていないリトル・ウォルターの“Juke”に集中しようかねぇ。この二曲を仕上げて、年度末の3月末までに動画をアップするのが直近の目標としましょう。

 

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 しかしまぁ、こうやって何でもかんでも後回しにして、尻カッチンになって、火が着いて慌てふためくってのはガキの頃から変わってないのよねぇ。我ながら情けなくて、トホホのホ(泣

謹賀新年

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 読者の皆様、明けましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。

 

 さて、久しぶりに近況など。

 

 正月休みに甥っ子がギターを抱えて登場。虎目の美しい赤いフェンダーテレキャスター。中学生らしからぬ、なんとも渋いチョイス。赤のテレキャスといえばシカゴのナマズ親父じゃないか。

 

 んで、気になるお値段は二桁万円だとぉ⁉︎ 初心者中坊の持つ楽器じゃねぇぞ。なんとうらやまけしからんw  義妹夫婦も甘いなぁ……とやっかみを表情に出すまいと必死に堪えていると「にぃに(私のこと)、弾き方教えてよ」と。

 

 よーし、頼られちゃ仕方ない。「じゃ、アンプ貸すから音出してみな」 すると、BOSSのマルチエフェクターを引っ張り出して来る。それ、高いやつだろ。「ばかやろ、百年早いわ!」

 

 ……でもまぁ、そうだよなぁ。私だって高校の入学祝いのギター(グレコのSG)と一緒に買ってもらったのはBOSSの橙色のディストーションに紫色のフランジャー、当時発売されたばかりの初代デジタルディレイはパールホワイト。そーいう飛び道具に憧れるお年頃なんだわ。使ったからって上手になれるわけでもないのにね。

 

 とりあえず、ピグノーズ・アンプに直結させて適度の歪ませ、オープンコードでEキーの12バー・ブルースを伝授。「これがロックのルーツ。こいつが弾ければ世の中の八割の曲を弾けるぞ」って。『にぃに(私のこと)の音楽環境においては』って注釈は省略したけど、まぁ全くの嘘ってワケでもないよね。

 

 シャッフルのリズムを活かすためのカッティングとミュートに手こずりつつも、小一時間ほどのレクチャーで12小節を回せるようになって来たので、にぃに(私のこと)はAキーのハーモニカを引っ張り出して音を重ねてみる。こちらは生音なのに「にぃに(私のこと)、うるさい!」だと。それでも初めてのセッション体験(?)にまんざらでもない表情。

 

「次に来る時までに弾けるようになっとけよ」と偉そうに帰したけど、奴も勉強に部活に忙しいから、次はゴールデンウィークかな。その時はウォーキングベースとパワーコードを教えてやるか。その次はセーハー・コード。そしてペンタトニック・スケールで、チョーキング、ハマリング、プリング、ハーモニクス、オープンチューニング、スライドバーの使い方の基本……その辺で、にぃに(私のこと)がギターについて教えてやれることは売り切れ。

 

 けど、なんだかんだ言ったって、若い子の吸収力は段違いだから、次に来る頃には上手に弾きこなしてたりして。それはそれで年若い音楽仲間ができてうれしいんだけど。

 

 問題は、あの子がブルーズに興味を持ってくれるか否か。何しろ、彼がギターを手にしたキッカケが『黒夢』の清春だって言うからなぁ。……って、それ誰? にぃに知らんぞ!

 

 

WEEPING with Mr.SENOH

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「いやぁブルースハープはいいっ! やっぱいいわ」

「あれ、あんたジャズファンじゃなかったっけ?」

「バカ言え。俺はおふくろのミルクを吸うにもワーブリングを効かせてたもんさ」

「そりゃ気の利いたガキだな」

 

斯界の第一人者だった故妹尾隆一郎氏が劇伴に携わった名作アニメ『カウボーイビバップ』より。ブルースハープ吹きの少年(?)が敵役として登場するエピソードからの一節。

 

その作中で印象的に使われていたのが、この『digging my potato』という曲。ちょこちょこっと悪戯ついでに真似てみることはあったけど、きっちりコピーするのはいつも後回し。

 

そこへ突然の訃報。

 

「いつかは妹尾さんのレッスンを受けてみたいなぁ」と思っていたのになぁ。思ってるばかりじゃダメだね、思ったら即行動しなきゃ。

 

葬い代わりにちょっと頑張って練習してみたりして。

 

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フレーズ間の休符はコール&レスポンスしろと言わんばかり。よしっ!とばかりに張り合ってみたけど……ま、相手になるはずもないね。

 

氏の“WEEPING”の字名通りの咽び泣くような音色に比べて、私の音はまるでヒステリーを起こしてわめいているよう。重要な3穴半音ベンドもかかりすぎて耳障り。いやはやなんとも酷いもんだぜ。

 

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この違いはなんだ? どうしてだ?  お前にわかるか?

 

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「……わかるかよ」

 

 

See you WEEPING HARPMAN

BOSS VE-20 ボーカルパフォーマーをハーモニカで使ってみた。 〜その1

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曲はバッハの『主よ、人の望みの喜びを』。

 

「カテドラル」という礼拝堂での響きを模したプリセットサウンドに、コーラスエフェクトを追加。さらに演奏後半はオクターブ下と-3thのハーモニーをプラス。

 

分かりやすいようにトゥーマッチなくらいエフェクトをかけたけど、サウンド的に破綻はなく、ハーモニカでも問題なく使えそう。

 

ちなみにアンプはローランドのモバイルキューブ。VE-20のLINE/PHONE OUTからY字ケーブルを使って楽器入力(ステレオ)へ。アンプのモードはキーボードのノーマル。

 

あ、私の演奏が教会音楽にはふさわしくないほど雑で落ち着きがないのは「年末で忙しいから」ってコトで目をつぶってください。

ピグノーズ・アンプの修理

ピグノーズ・アンプの音が突然出なくなったのは10日ほど前。

 

どうせ中古で5000円だったし、他にもアンプはあるし、もう廃棄かねぇ……と思いはしたものの、なきゃないで寂しい。グリーンバレットをダイレクトで突っ込んで、マイクのとアンプのとボリュームノブ二つだけでの音作り(ってな大げさなモンじゃないけど)は結構楽しいのだ。

 

駄目元でネットで見つけた工房へ修理に出す。

 

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それが本日帰ってきた。故障の原因ジャックスイッチの破損。ついでに液漏れで腐食していた電池ボックスも交換してもらい、返却運賃込みでこの値段。

 

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おかげさまで無事に現役復帰。ありがたいねぇ。

 

 

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