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ねっけつ! じっけつ!! はもにか道

blow it untill the BLUES away!

『妹尾隆一郎の伝説の教則ビデオ』問題

 妹尾隆一郎氏という日本人ハーピストがいます。この方が1990年に出したのが『ブルースハープ・ベーシック・メソッド』という教則ビデオ。年配の愛好家の間では「俺はコレを見て吹けるようになった!」と言及されることも多い伝説の存在。そんなすごいビデオなら、私もぜひ一度見てみたいと、ネットオークションで買ってはみたけど……

 

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 買ってから気づいた。当然ながらVHSデッキなんて持って持ってない。どーすんだよ、これ。

 

 まるで妹尾氏がサントラに参加している名作アニメ『カウボーイビバップ』中の一編ような展開となるかと思いきや、結構簡単にDVD化したディスクを入手。

 

 いやぁ妹尾さん、若いなぁ。第一ボタンまで留めた柄シャツ、タック入りのチノパン、白革のスニーカー、懐かしすぎるファッションw

 

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 肝心の中身はというと、至極真っ当な、とても丁寧な分かりやすい内容。ただ、決して今更驚くような内容ではない。まぁ、このビデオが初心者〜中級者を対象にしているからってのもあるし、今ではYouTubeで世界中の愛好家やプロフェッショナルたちのインストラクション動画が見放題だし。

 

 このビデオが伝説化したのは『インターネット以前』という時代もあったのかなぁ。

『Piggy In A Box』の問題

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 ハーモニカとの親和性が高いギターアンプに『Pignose』があります。5wの電池駆動ミニアンプ。この回路部分だけをストンプボックスにしたのが画像の『Piggy In A Box』。

 

 中身はオリジナルのピグノーズと全く同じとのこと。ならば、これをプリアンプ(ブースター?)として使えばローインピーダンスのマイクでアンプリファイアド・サウンドが作れるかも……と、ネットオークションで落として1年近く放置。最近思い出して繋いでみました。

 

マイク:AUDIX FireBall V

アンプ:Roland MICRO CUBE GX(JC CLEAN(ジャズコーラスのアンプシミュ)、ボリュームゲイン共に12時、マスター9時)

 

www.youtube.com

 

 まずまずの音ではないでしょうか。入れる前にはカメラの後ろからの生音の方が大きいくらいなのに、ポチッとすると、しっかりオーバードライブ。さらに本機独自の機能として、トレードマークの豚鼻ノブを引っ張り上げる事により、さらに歪みパワーアップ。

 

 ギター用のブースターやオーバードライブ、ディストーションなどのエフェクターを使っている方もいるようですが、YouTubeでそれらの動画を見る限り、歪ませすぎて原音を潰しすぎてしまっていたり、音痩せがひどかったり、ハウリング対策が難しそうだったり。ちょっと真似したくなるような音はありませんでしたが、それらに比べたら使えなくもないかねぇ。

 

追記:上のようなエフェクター的な使い方の他に、プリアンプそのものとしても使用可。こいつの『SPEAKER』端子からギターアンプのリターン端子に繋ぐと大出力ピグノーズ爆誕? いっぺんスタジオ入って試してみないとな。

『520DXのカッピング』問題

 アンプリファイド・ハープを吹く際に大切な要素のひとつが『カッピング』と呼ばれるマイクの持ち方。マイクを手で包み込むことで音に独特な響きと厚みを加え、さらにはハウリングを抑える効果も。

 

 具体的には以下の通り。

 

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1、「影絵の狐」の要領で左手の人差し指と親指でハーモニカを摘む。

2、残りの三指でマイクを握る。この時、マイクのグリルガードとハーモニカの間に空間を作ることが大事。

3、さらに右手でマイクを包み込むようにして、手の内に収める。

 

 これが教則本などに書かれている一般的なやり方。

 

 マイクが軽ければこれで問題ないのですが、大きくて重いシュア520DXを使う場合、この握り方では非常に具合が悪い。ハーモニカが二指の間にズブズブと沈んでいく。グリップし直そうにも、マイクを保持しつつ同時にハーモニカの位置を修正なんて無理。結果として演奏には集中できないわ、左手指は力を入れすぎて引き攣ってしまうわと散々。

 

 これを「マイクが重いから悪いんだ!」と思うのは早計。実は人間の身体は「二つの動作を平行同時に行うことは苦手」なので、このような状態になってしまうのです。

 

 二指でハーモニカを「摘み」、三指でマイクを「握る」。二種類の動作を同時に行おうとするから、どちらも本来の力が出せないのです。そこで私が工夫したグリップは以下の通り。

 

1、まずはハーモニカの摘む際に、ハーモニカの端を人差し指と親指の間(水かき)に乗せるように引っ掛ける。

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2、マイクを三指で握ります。ハーモニカとマイクの間には指の幅一本分ほどの空間を。

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3、右手でマイクを包みます。この時に人差し指の付け根に右側のハーモニカの端を乗せ、右手首をグッと返して両掌底を合わせるように。高音部に軽く親指を添えます。

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 このようにグリップすると、どんなに強く唇を押し当ててもハーモニカが指の間でズレたり沈み込んだりすることはありません。手の内の空間もしっかりキープできます。左人差し指と親指は添える程度で『摘もう』とする力みからは解放されます。その分だけマイクを握ることに専念でき、結果として持ちやすさが断然違ってきます。また、右手首の返しを上手に使うと、マイクなしで演奏する時と同じように手首の動きだけでハーモニカを操作できます。

 

 私と同じように520DXの重さにウンザリしている人がいましたら、ぜひこのグリップを試してみてください。

 

 そうそう、もう一つのグリップ法として、左右から親指で挟むやり方がありますが、こちらはタングブロック奏法には向きません。1〜2穴の低音部を吹く時に自分の親指が邪魔になってしまうのです。ご参考までに。

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『アンプリファイアド・ハープ』の問題

 『アンプリファイアド・ハープ』奏法とは、高出力(ハイ・インピーダンス)のマイクをギターアンプ(もしくはベースアンプ)に突っ込んで、音量と歪み(オーバードライブ、ディストーション)を与える演奏手法。

 

 しかしながら、ただ単にマイクを通してアンプを鳴らせばいいってもんじゃない。これが結構難しい。遅ればせながら、やっと最近その難しさに気付いて、あれこれと創意工夫をしてみたり。

 

 ちなみに現在の私の力量は以下の動画の通り。

 

www.youtube.com

 3wのギターアンプでもこの程度の音は出せるのです。本当はもっとボリュームを上げたいけど、ご近所迷惑になるため自粛w

 

 なお、この練習曲は『ロッキン・ブルース・ハープの達人になれる本』(ケン吉岡)という本のラストを飾る曲。これまで指導書、教則本、ハウツー本は様々なジャンルにおいて山のように買ってきたけど、自力で最終項までたどり着けたのは、もしかして初めてかも?

 

 などと自画自賛しつつ、次回よりアンプリファイアド・ハープにおける個人的な気付きや創意工夫などを記してみたいと思います。  〜続く(たぶん)

 

 

『HARMONICA PLAY-ALONG』の問題

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 アメリカのHAL LEONARDという出版社から出ている『HARMONICA PLAY-ALONG』なる楽譜集があります。ブルーズ、カントリー、ジャズ、ロック、あるいはクリスマスといったテーマに沿った楽曲のハーモニカ用数字譜付きの楽譜、それのお手本演奏とカラオケ伴奏が収められたCDがセットになったもの。結構な精度の完コピ度で採譜されているし、カラオケ(これをアメリカではPLAY-ALONGと呼ぶのです)が何かと遊べるので、これまでも数冊買っています。

 

 昨夜、一杯やりながらアマゾンを物色していたら、このシリーズの「Chicago BLUES」が目に付きました。収録曲をチェックすると、リトル・ウォルター、サニーボーイ二世、ジュニア・ウェルズ、ポール・バターフィールドらの定番曲ばかり。私の好きなビッグ・ウォルター・ホートンも2曲掲載。しかも以前は2000円を超えていたはずが1488円。「随分安くなったなぁ。せっかくだから買っておくか」と酔いに任せてポチリ。

 

 んで、昨日の今日で着荷。早速封筒を開けて引っ張り出すと……あれ、柔らかいぞ? 同梱されているはずのCDが入ってない!? 落丁? 不良品?

 

 返品交換の手間を考えて一瞬ウンザリとなりましたが、表紙を見て気がつきました。

 

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今回購入した本にはCDのマークに変わって「AUDIO ACCESS INCLUDED」と入っていました。つまり、CDを添付する代わりにネットからオーディオデータをダウンロードするスタイル。だから値段が安かったのかぁ。納得。

 

 問題なく音源ダウンロード完了。もちろんiTunes経由でiPhoneからも再生可能。便利な時代になったもんだ……と思いつつも、今回、勘違いからとはいえちょっと慌てたことで、いつかはこの便利さに付いて行けず取り残される日が必ず来るんだろうなぁと予感して、なんだか不安になったりして。

 

 もし時代について行けなくなったら静かにそれを受け入れなきゃ。間違ってもギャアギャアわめいて強引に我を通そうとするクレーム爺にはならないように注意せねばなぁ(汗

『シブタニスバル』の問題

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「先生ってハーモニカが趣味なんですか? すばるクンとおんなじですね♪」

 

 以前、若い女性の患者さんにそんなことを言われました。

 

「へ〜ぇ、そうなんだぁ。ハーモニカが好きな人がいるんだぁ。ところで……すばるクンって、誰?」

 

 『関ジャニ8』なるアイドルグループのメンバーの渋谷(しぶたに)すばる。泣く子も黙るジャニーズ事務所所属のアイドルがどんなハーモニカを吹くのやら……と動画を検索して膝から崩れ落ちそうになったのは、もう一年以上前か。

 

 多くは語りませんが、その動画で吹いていたビリー・ジョエルの『ピアノマン』は、それはそれは耳を塞ぎたくなる音ではありました。

 

 そんなことをふと思い出して、ブログネタにと再度アレコレと検索していたら、すばるクンの最新のハーモニカ動画を見つけました。ここまで読んで興味のある方は以下の動画の16:47〜をご覧ください。

 

youtu.be

 

 お、いいじゃん♪ 10ホールズ・ハーモニカは、吹き吸いの加減が大事で。特に吸音は力みすぎるとすぐに音が狂って(フラットして)耳障りになってしまうのです。

 

 以前見た動画では、それが非常に目立っていたのですが、今回は素直な音が出ています。といっても曲といえるような演奏はなく、バンプ(リズミカルなコード吹き)と音真似がほとんどですが、これらは100年以上前のアメリカの黒人から今につながる10ホールズ・ハーモニカの特殊奏法のルーツのようなものなので、これはこれでお上手。

 

 こーいうのを見て「ハーモニカって楽しそうだな。面白そうだな」って思ってくれる若い子が増えるといいねぇ。

『夜空ノムコウ』ちょっとだけお披露目

www.youtube.com

 

 午前中暇暮らしにつき遊び事。

 

 昨年末から練習していた『夜空ノムコウ』がなんとか形になってきたのでワンコーラスだけ。もったい付けてるんじゃなくて、フルコーラスを聴かせられるほどの表現力や工夫がまだまだ足りないのです。メロディを追ってるだけじゃ自分も飽きちゃうしね。歌謡曲は繰り返しが多く、また詩が大きな役割を果たしているので、実は器楽で演奏するには難しいのです。

 

ハーモニカ:スズキマンジLow F調

マイク:AUDIX FireBall V

アンプ:Roland MICRO CUBE GX(マイク入力。ボリューム、ゲイン、トーンはフラット。コーラスを薄く。ディレイをやや強め) 

 

なお、脱衣カゴの中のモフモフは当院の備品ですのでお気になさらずw