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ねっけつ! じっけつ!! はもにか道

blow it untill the BLUES away!

ハーモニカは簡単……じゃありません。

 もし、あなたが未経験者だとして、サキソフォーンを手渡されて「吹いてごらん、簡単だよ?」と言われたらどうします?

 

「いやいやいや、ちょっと待ってちょっと待って、無理無理無理無理!」って尻込みしませんか。それが普通の反応ですよね。

 

 それじゃ、同じように未経験のハーモニカを手渡されたとしたら? 何となく吹けそうな気がするでしょ?

 

 なぜでしょうねぇ。実際はそんなに簡単な楽器じゃないんですけどw

 

「ただ吹いて吸えば音がでるんだろ」ですって? そんなことじゃ、まず10個ある穴のうち半分も音が出せないでしょう。低音部は音程が狂うわ、高音部は甲高いばかりで耳障りだわで「このハーモニカ、壊れてるんじゃね?」と思ってしまうかも。実際、楽器店にそんなクレームが入ることも珍しくないようです。

 

 ハーモニカも他の楽器と同じく、演奏のためのテクニックやお作法があります。未経験者がパッと手に取って、サッと演奏できる楽器ではありません。

 

 それでも「ハーモニカは簡単」と思ってしまうのは、かつて学校教育で初めて手にする楽器だったからでしょうか。小学一年生が演奏できる楽器だから簡単だ、とでも? それとも楽器自体の価格が安いからでしょうか。一本数十万のサキソフォーンは難しくて当たり前で、一本数千円のハーモニカは簡単なはず?

 

 いやはや何とも全く持って、残念な先入観と思い込みを持たれてしまった不憫な楽器であります。