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ねっけつ! じっけつ!! はもにか道

blow it untill the BLUES away!

ミック・ジャガーのハーモニカ

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 つい数日前にリリースされたばかりのローリング・ストーンズの新譜『BLUE&LONESOME』がApple Music(アップルの定額聴き放題サービス)に! とんでもない時代になったもんだと驚きつつ早速耳を通す。

 

 本作は彼らのルーツとなったブルーズの名曲をカバー。生演奏でスタジオ一発録り。レコーディング期間はわずか3日だとか。

 

 うーん、曲自体はどれもよく知っているブルーズの定番なはずなのに、どっからどう聴いても『ストーンズの音』にしか聴こえない。やっぱ、この爺ちゃん達、凄いねぇ。

 

 んで、本作ではミック・ジャガーが久しぶりにハーモニカを吹きまくり。かつてキース・リチャーズが「ミックはハーモニカは心を込めて吹くが、歌はそうじゃないんだ」と揶揄したように、非常に上手。

 

 上手なんだけど、難しいことは何もやってない。アタック奏法も、オクターブ奏法も、トリッキーなチャギング(リズミカルなコード吹き)も、もちろんオーバーブロウもなし。ブルー・ノート・スケールに沿ったシングル・ノート(単音)中心のフレージング、ある意味「お手本通り、お約束通り」の音使い。ソロを取ったパートでは、音に迷いが出たり外れそうになってる瞬間もあるんだけど、それさえ味になっているから不思議というか、流石というか、やっぱり凄いねぇ。

 

追記:ちなみに、ミックが愛用しているのはリー・オスカーモデル(トンボ・メジャーボーイのOEM品)とのこと。確かに良く聴いてみるとトンボっぽい粘っぽい音だけど、それも「ストーンズっぽさ」の要因のひとつなのかなぁ?