ねっけつ! じっけつ!! はもにか道

blow it untill the BLUES away!

選択肢の問題

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 平松悟さんという日本人ハーピストに影響を受けて、思わず買ってみたギター用マルチ・エフェクタ。

 

 各種エフェクタにアンプシミュレータが盛り沢山の100種類も内臓され、おまけにリズムマシンやルーパー機能、チューナー機能、aux入力端子まで付いて6000円弱という驚異のお値段。

 

 30年以上昔のこと。エレキギターのエフェクタを色々揃えて足元にズラッと並べたかったけど、ひとつが1万円前後するので高校生にはおいそれとは手が出ず、BOSSのカタログを涎を垂らしながらいつまでも眺めていた元ギター小僧としては感慨無量というか、時の流れと技術の進歩の凄まじさを実感するというかw

 

 んで、扱う楽器こそは変わったものの、かつての夢を手にいれた今、かっちょいいアンプリファイアド・ハープを鳴らすべく、思う存分サウンドメイクを……やってません。ほとんど使ってません。今のところはタンスの肥やし、猫に小判、ドブ銭状態。

 

 正直に言います。選択肢が多すぎてイジるのがメンドくさいんです。最も使用頻度が高くなるはずのディレイ&リバーブだけでも20機種分。その中から好みのエフェクトを選んで、さらには少ないもので3つ、多いと8つものパラメータを調整していかなければなりません。もうね、これを書いてるだけでウンザリ。

 

 そして、歪み系エフェクトはアンプリファイアド・ハープの宿命としてハウリングとの戦い。これに関してはハナから戦う気力ゼロ。「ビーーー!」とか「ギャーーー!」とかのハウリングノイズがアンプから出てきた瞬間にジャックを引き抜いてブン投げたくなる始末。

 

 イコライジングは……そもそも「良い音」ってのが自分の中で定まっていないのに調整のしようがない。6バンド? パラメトリック? 何それ美味しいの?

 

 そして、総合的な音作りとして、それぞれの要素が絡み合ってくると、もうお手上げ。私にゃ無理。

 

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 結局、たどり着いたのはお手軽カンタン、Rolandの小型ギターアンプであるマイクロキューブGXにマイク直差し。歪みが欲しい時はハイインピーの520DXでマーシャルかヴォックスのアンプシミュを。クリーントーンの時はローインピーのFireBall VをMic入力に。エフェクトは内臓のリバーブをテキトーに。必要に応じてオクターバー、そしてたまにコーラスをごく薄く。

 

 はっきり言ってサウンド的にはチャチ、調整できる範囲は限られてて自由度も低い。けど、お遊びには充分。これだけで結構楽しんでます。

 

『人は選択肢が多すぎると幸福感を損なわれる』

                〜選択のパラドックス