『Astatic JT-30』の問題
前に紹介したイギリスのTomlin Leckie氏の新しいYouTube動画『マイクの持ち方』を横目で見ながら、ハーモニカ用マイクを検索して物色。オークションに中古のブルースブラスターでも出てないかなぁ……って、んんッッッ?
ハーモニカ・プレイヤーにとっては伝説的な存在とも言えるアスタティックのJT-30というマイクがあります。1940〜50年代のアンプリファイアド奏法の黎明期にこぞって使われていた本来は無線用のマイク。
すでに廃番になって久しく、マニアの間では中古品が高値で取引されていたり。また、このマイクをベースにハーモニカ専用としたホーナー社のブルースブラスターも同様に廃番。
それが……売ってる? なにこれ新品?
このJT-30にはオリジナルにはない可変ボリュームとねじ込み式コネクタが追加されています。JT-30をハーモニカ用として使うための定番改造。さすがは品名に『by Hohner』とある通り、ドイツの有名ハーモニカメーカーであるホーナー社とのダブルネーム。
これ、ちょっと欲しいなぁ。遅めのお年玉代わりにポチってもいいけど、せっかく買ってもセッティングの難しいクリスタルマイクは使いこなせずにブログのネタ以上にはならない予感。さて、どうしたものかねぇ。