ねっけつ! じっけつ!! はもにか道

blow it untill the BLUES away!

「トリル開眼?」の問題

f:id:cotaro-cacima:20170218164540j:plain

 

 ハーモニカならでは演奏テクニックのひとつに『トリル』があります。隣り合った2つの穴を交互に連続して吸う(吹く)ことでタラタラタラタラ〜というか、テレテレテレテレ〜というか、そんな感じの音を出すわけですが、私はこれが非常に苦手で苦手で(泣

 

 音がばらつく、かすれる、外れる、もたれるの四重苦。重たいマイクを持ったりするとさらに手元はおぼつかなくなり、前歯にガツンとハーモニカをぶつけてしまったり。

 

 なんとかしようと教則本を開いてみても、いっぺん通りのことしか書かれていません。せいぜい「音の粒を揃えましょう」って、それ以前の段階で引っかかってるんですけどねぇ。

 

 誰だったかのインストラクション動画で「唇をプレートカバーに密着させて、張り付かせたままハーモニカを動かすと、唇の引きつれがハーモニカを正しい位置に戻してくれる」って言ってたけど、私の唇はそんなに都合よくくっ付いたり滑らせたりできないし、しかも、その人はパッカー奏法のプレイヤー。私はタングブロック派なので真似は出来ないなぁ……と思ってました。

 

 タングブロック奏法だと、唇(の筋肉、口輪筋)にはほとんど力を入れません。口はガバッと開いて、ハーモニカの吹き口は前歯の間に割って入ります。下の図のようなおちょぼ口ではなく、ほとんどハーモニカに噛みついている状態。もちろん歯は立てませんけど。

 

f:id:cotaro-cacima:20170110171745j:plain

 

 そして、タングブロック奏法はその名の通り、舌をハーモニカに当てて余分な穴に息を通さないようにします。正確には押し当てるというより、ごくごく軽く触れているだけ。あまり強く押し付けてしまうと、この状態でのドローベンドができなくなりますから。トリルの際も同じで、ハーモニカが左右する時、舌はコームの上を滑っていました。

 

 それを普段より少しだけ強くハーモニカに押し当て固定してみると……なんということでしょう! 舌の弾性がガイドになって、今までにないほど正確で綺麗にトリルが出来たのです。理屈は先に書いた動画の人と同じ。

 

 あまり舌先を固めてしまうとトリルしながらのドローベンドが効かせにくくなるので加減が重要ですが、何年も悩んでいた難題にやっと突破口が見つかって、やれ嬉しや嬉し♪